日本での定期歯科検診の普及率がどれくらいか、皆さんはご存知でしょうか?なんと、たったの2%です。日本は長寿大国と言われていますが、80歳になった時の残存歯数の平均はたったの9本です。人間には、32本(親知らずを抜いて28本)の歯があると言われていますから、約3分の1しか残っていないことになります。たった3分の1では、自分の歯で噛むことはできませんので、80歳以上の方のほとんどは義歯や入れ歯を使っているということになります。
一方、定期歯科検診率90%のスウェーデンではどうでしょうか。80歳時の平均残存歯数はなんと25本。実は、スウェーデンでは年齢に関わらず、義歯や入れ歯を使っている方は非常に少ないのです。
雑誌「PRESIDENT2012.11.12号」に掲載された、『リタイア前にやるべき事だった、後悔ランキング』の第1位は、なんと『歯科検診を受ければよかった』。皆さん、自分の歯を失って初めて、その大切さに気付いています。
さらにある研究によると、認知症患者の残存歯数の平均が9.4本であったのに対して、健康な方の平均は14本。物を噛むことで脳が刺激されるため、それが認知症の予防に効果があるのではないかと言われています。
このように、定期健診を受けることで、将来義歯や入れ歯、インプラントに頼らず、自分の歯だけで食事を楽しむことができるようになります。定期健診は保険が適用になりますので、1回あたり約3,000円。年に2回受けたとしても1年で約6,000円です。30~80歳までの50年間受け続けたとしても、約30万円。この金額は、インプラントを1本入れるのと変わらない金額です。
つまり、定期健診を受けることは、自分の歯を守るだけではなく、歯科治療費の節約にもなるのです。実際に、「歯科検診を受けている」方と「歯科検診を受けていない方」の生涯医療費を比べてみると、「歯科検診を受けている方」の方が少なかったという調査もあります。
また最近では、歯周病菌が全身の健康と密接に関係していることが分かってきました。歯周病を予防することが、全身の病気を予防することにもつながります。今後、予防歯科の重要性はますます高まっていくことでしょう。
ぜひ1度、ご自身のお口の健康について考えてみてください。当院では、定期健診のお申し込みは随時承っております。時間もそんなにかかりませんので、お気軽にご相談ください。
当院では虫歯予防対策の一環として、HCLO水(高濃度電解次亜塩素酸水)を取り扱っております。院内でこのHCLO水を作っています。
HCLO水は、純度99.9%の塩と不純物を限界まで取り除いた『超純水』を電気分解させた水です。口の中の雑菌などを消毒・破壊して、口臭の発生・プラークの形成を制御。歯周病や虫歯を予防します。当院では歯石除去などの歯周病治療と電解水によるホームケアを併用することによってより治療の効果を高めています。
市販されている洗口剤とは全く違い、アルコール・着色料・保存料などは一切使用しておりませんので、安心してお使いいただけます。 お口の中の洗口以外にも様々な分野で安全安心な殺菌・消毒として使用されています。
30秒ほどゆすいだ後に、通常通りの歯磨きをして下さい。また、朝起きた後、夜寝る前などにご使用下さい。
お試しになりたい方、ご使用になりたい方は、当院スタッフまでお気軽にお申し付け下さい。
うがいの方法
※原液が苦手な方は、薄めて使ってください。薄める時は40℃前後のぬるま湯がオススメです。約10倍まで薄めても、効果は期待できます。
うがいの手順
食事をした後、歯磨きをする前にこのうがい水で洗口して下さい。一日一回の使用の場合は、効果的な夜にご使用下さい。
※うがい水の使用後の歯磨き、または水道水によるうがいで効果がなくなることはありません。
※歯肉の腫れや出血など気になる箇所には、原液を直接歯ブラシに付けて、歯と歯ぐきの間に差し込むようにして磨いてください。
口と肛門は閉じ、意識的に背筋・首筋・骨盤を伸ばし、あごを引いて胸を張ります。食事の時も唇を閉じ、クチャクチャ音がしないようにしましょう。意識できない就寝時はマスクを着用したり、唇に専用のテープを貼るなどの対処法があります。口呼吸の弊害はこちら
一口の量を減らし、口を閉じて左右均等に、30回以上数えながらゆっくりと噛みます。一口30回以上は噛み終わるまで、次の食べ物は口に入れないようにしましょう。片側噛み癖は、あまり噛まない方の歯でキシリトールガムなどを噛んで矯正します。1回に2粒程度を40~50分間、1日3回噛む訓練を続け、両顎噛みに慣らしていきます。
大人で平均8時間、子どもで10時間の睡眠時間を確保しましょう。低くて柔らかい枕を使い、横向きやうつ伏せ寝をせず、仰向けで寝ます。両足は15cm程開き、両手も体から15cm程離した、「小」の字の姿勢が理想です。
ビールやジュースなどの冷たい飲み物、アイスクリームなどの冷たい食べ物は避けましょう。生野菜など身体を冷やす食べ物の多量摂取を控え、温野菜などを食べるようにすると良いです。また、クーラーの効きすぎや薄着などにも気を配り、身体を冷やさないようにします。
毎朝、太陽の光を浴びて、太陽光エネルギーを取り入れます。夜は深夜12時前に寝て、毎朝決まった時間に起きるようにしましょう。
快適な居住環境、家族やペット等との愛情によるスキンシップ、日々の言葉がけで感情を豊かにしてくれます。笑うこと、心地良いと感じることなど、ポジティブなエネルギーの交流を心掛けましょう。
あなたは、口で呼吸をしていませんか?実は、口呼吸は万病のもとなんです。
鼻呼吸で取り込まれた酸素は、浄化・加温・加湿が行われた後に肺に送られます。それに対して口呼吸で取り込まれた空気は食道を通るため、吸ったそのままの状態で肺に送られてしまいます。まず、浄化されないということは、様々なウィルスをそのまま体内に取り込むことになります。例えば、喉の粘膜にウィルスが付着することによって炎症が起こり、リンパがバランスを崩すことで、体内に免疫力が低下します。さらに、体内に取り込まれた様々なばい菌は全身に送り込まれ、細胞内感染を引き起こします。アトピー、統合失調症、がん、白血病、リューマチ、認知症などのあらゆる難治性疾患の原因となるとも言われています。
また、呼吸とは医学的には「酸素と二酸化炭素のガス交換」と言われます。口呼吸の場合、鼻呼吸に比べてこの交換率が非常に悪いのです。口呼吸をすることによって体内に取り込まれる酸素の量は大幅に減り、鼻は血行不良でうっ血することによっていつも鼻づまりの状態になります。そうなると結局口呼吸を続けることになる悪循環が生まれます。
歯科の側面から見ると、口呼吸により口の中が常に乾燥状態になり、唾液量が減ります。唾液には殺菌作用があるのですが、唾液量が減ることにより細菌の量が増えるため、虫歯や歯周病になりやすくなったり、口臭が強くなったりします。
口呼吸か鼻呼吸かは、実は舌の位置で分かります。本来、舌は上顎にぴったりと吸い付いているのが正しい位置です。口呼吸の方は、空気を通すために舌を下に下げているはずです。もし心当たりのある方は、試しに舌を上あごにぴったりくっつけてみましょう。口では呼吸できなくなるはずです。
当院では、口呼吸から鼻呼吸に改善するためのアドバイスをしています。
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